フレイヤの日記

とあるIT企業で働く新人エンジニアの技術&書評ブログです。

最後の秘境 東京藝大:天才達のカオスな日常 を読んでみた

最近、amazonのオススメに出てきた本をジャケ買いならぬ表紙買いするのが趣味となっている。

本書は、藝大がどういうところなのか以前から興味があったので、なんとなく購入した。

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

  • 作者:二宮 敦人
  • 発売日: 2016/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本書は、東京藝大出身の妻を持つ著者が、実際に東京藝大に潜入し、妻や妻の同級生などに取材をして書いた探検記である。東京藝大は、入るのが非常に難しい大学として知られており、その難易度は芸術界の東大と呼ばれるほど。技術が高いのは当たり前で、それを踏まえた上で「光るものを持っている学生」でないと入学できないらしい。そういった影響からか、学内には変わり者が多く、中にはブラジャーを仮面のように顔につけ、上半身はトップレスのブラジャーウーマンと呼ばれる女子学生もいるらしい。面白すぎる。

 

また、東京藝大は音楽学部(音校)と美術学部(美校)の両方を併設しているが、音校と美校の人は明らかに生態が異なり、服装を見ただけでもすぐわかるという。具体的には、音校の学生は清楚で爽やかな印象の学生が多いのに対し、美校の学生は奇抜な格好か外見に無頓着の両極端らしい。服装だけではなく性格もかなり違うらしく、著者はオペラとゴリラの境界線と表現していた。

 

それから、音校と美校の中でも学科がかなり細かく分かれていて、同じ学科の同級生が2,3人しかいないということもザラにあるという。田中久重に憧れて絡繰人形を作り続ける学生、口笛をオーケストラに取り入れようと試行錯誤している学生など、個々の学科の学生達の話も非常に興味深かった。これだけ色々なジャンルの天才達が切磋琢磨しあう様子は、他の大学では中々見られないのではないだろうか。

 

本書の後半には、東京藝大の文化祭(藝祭)に関する記述もあった。コロナが終息した際にはぜひ東京藝大の藝祭に足を運んでみたい。

 

 

 

GASでLINEのお天気botを作った話

GASでLINEのお天気botを作ったので作り方を共有します。

LINEbotというと難しそうと思われるかもしれませんが、GoogleアカウントとLINEDevelopersアカウントとある程度のプログラミング知識があれば簡単に作れます💪

では行ってみましょう!

 

手順1:LINE Developerコンソールのアカウント作成

このリンク↓から登録します

LINE Developers

はじめてログインした時には開発者登録を求められるので必要事項を入力してください。

アカウント・プロバイダー・チャンネルの作成方法は以下↓のリンクを参考にしてください。

qiita.com

手順2:GASの使い方

Googleスプレッドシートを開き、ツール→<> スプレッドエディタ  の順に選択。

f:id:hureiya278:20210222012111p:plain

 

スクリプトエディタが開けたらソースコードを書いていきます

 

var ACCESS_TOKEN = '';
//LINE developersのアクセストーク
 
function doPost(e) {
// WebHookで受信した応答用Token
var replyToken = JSON.parse(e.postData.contents).events[0].replyToken;
// ユーザーのメッセージを取得
var userMessage = JSON.parse(e.postData.contents).events[0].message.text;
 
//メッセージをgetWetherに渡して天気の情報を取得
var replyMessage = getMessage(userMessage);
 
// 応答メッセージ用のAPI URL

UrlFetchApp.fetch(url, {
'headers': {
'Content-Type': 'application/json; charset=UTF-8',
'Authorization': 'Bearer ' + ACCESS_TOKEN,
},
'method': 'post',
'payload': JSON.stringify({
'replyToken': replyToken,
'messages': [{
'type': 'text',
'text': replyMessage,
}],
}),
});
return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify({'content': 'post ok'}))
.setMimeType(ContentService.MimeType.JSON);
}


function getMessage(userMessage) {

var cityid = '';
 
if(userMessage=='道北'){
cityid='011000';
}
else if(userMessage=='道東'){
cityid='013010';
}
else if(userMessage=='道南'){
cityid='015010';
}
else if(userMessage=='道央'){
cityid='016010';
}
else if(userMessage=='青森'){
cityid='020010';
}
else if(userMessage=='岩手'){
cityid='030010';
}
else if(userMessage=='宮城'){
cityid='040010';
}
else if(userMessage=='秋田'){
cityid='050010';
}
else if(userMessage=='山形'){
cityid='060010';
}
else if(userMessage=='福島'){
cityid='070010';
}
else if(userMessage=='茨城'){
cityid='080010';
}
else if(userMessage=='栃木'){
cityid='090010';
}
else if(userMessage=='群馬'){
cityid='100010';
}
else if(userMessage=='埼玉'){
cityid='110010';
}
else if(userMessage=='千葉'){
cityid='120010';
}
else if(userMessage=='東京'){
cityid='130010';
}
else if(userMessage=='神奈川'){
cityid='140010';
}
else if(userMessage=='新潟'){
cityid='150010';
}
else if(userMessage=='富山'){
cityid='160010';
}
else if(userMessage=='石川'){
cityid='170010';
}
else if(userMessage=='福井'){
cityid='180010';
}
else if(userMessage=='山梨'){
cityid='190010';
}
else if(userMessage=='長野'){
cityid='200010';
}
else if(userMessage=='岐阜'){
cityid='210010';
}
else if(userMessage=='静岡'){
cityid='220010';
}
else if(userMessage=='愛知'){
cityid='230010';
}
else if(userMessage=='滋賀'){
cityid='240010';
}
else if(userMessage=='三重'){
cityid='250010';
}
else if(userMessage=='京都'){
cityid='260010';
}
else if(userMessage=='大阪'){
cityid='270000';
}
else if(userMessage=='兵庫'){
cityid='280010';
}
else if(userMessage=='奈良'){
cityid='290010';
}
else if(userMessage=='和歌山'){
cityid='300010';
}
else if(userMessage=='鳥取'){
cityid='310010';
}
else if(userMessage=='島根'){
cityid='320010';
}
else if(userMessage=='岡山'){
cityid='330010';
}
else if(userMessage=='広島'){
cityid='340010';
}
else if(userMessage=='山口'){
cityid='350010';
}
else if(userMessage=='徳島'){
cityid='360010';
}
else if(userMessage=='香川'){
cityid='370000';
}
else if(userMessage=='愛媛'){
cityid='380010';
}
else if(userMessage=='高知'){
cityid='390010';
}
else if(userMessage=='福岡'){
cityid='400010';
}
else if(userMessage=='佐賀'){
cityid='410010';
}
else if(userMessage=='長崎'){
cityid='420010';
}
else if(userMessage=='熊本'){
cityid='430010';
}
else if(userMessage=='大分'){
cityid='440010';
}
else if(userMessage=='宮崎'){
cityid='450010';
}
else if(userMessage=='鹿児島'){
cityid='460010';
}
else if(userMessage=='沖縄'){
cityid='471010';
}
else{
return '47都道府県を入力してください。ex:東京 北海道は道北・道東・道南・道央で入力してください';
}
 
return weatherForecast(cityid);
}


function weatherForecast(id) {
 
var response = UrlFetchApp.fetch("https://weather.tsukumijima.net/api/forecast?city="+id);
//URL+cityID
 
var json=JSON.parse(response.getContentText()); //受け取ったJSONデータを解析して配列jsonに格納
 
/* チャットワークに送る文字列のヘッダー */
var strBody = json["location"]["prefecture"] + "の天気 ";
strBody = strBody + "今日の天気: " + json["forecasts"][0]["telop"] + " ";
strBody = strBody + "明日の天気: " + json["forecasts"][1]["telop"] + " ";
strBody = strBody + "天気概況文 "+json["description"]["text"]+" ";
strBody = strBody + "予報発表時間:" + json["publicTime"];
strBody = strBody + "";
 
return strBody
}
 

 

今回天気の情報取得にはこちらのサイトのAPIを利用しました。

以前はLivedoor天気のAPIを使用していたのですが、サービス終了してたんですね…

weather.tsukumijima.net

 

完成したら、公開→ウェブアプリケーションとして導入で公開します。

公開するとアプリケーションのURLが発行されるので、発行されたURLをLINE DevelopersでWebhook URLに貼り付けたら完成です!


f:id:hureiya278:20210222015540j:image

友達に見せたら、文章が長すぎるとダメ出しされましたorz

改善します…(一行消せばいいだけ)

 

phpとherokuで簡単にwebアプリが公開できる

今回はphpとherokuを使って簡単な診断サイトを作ってみました。自分用の備忘録なのでかなり手抜きです。

 

★herokuとは

Heroku はインフラストラクチャ管理が不要なクラウドベースの PaaS(サービスとしてのプラットフォーム)です。無料枠も充実しており、デプロイ方法もそれほど複雑ではないので、作ったwebアプリを取り敢えず公開してみたいという時にうってつけのサービスです。

 

★環境構築

まずは、phpの環境構築を行います。

参考にしたサイト↓

https://tofusystem.work/programming-lesson/create-dev-for-mac/

 

ソースコード

次にソースコードを書いていきます。

参考にしたサイト↓

https://kinocolog.com/php_shindan_test/

 

★デプロイ

最後に作ったアプリをherokuで公開します。CLIの操作ができる人なら下記のサイトのコマンドをコピペするだけで、webアプリを公開することができます。

参考にしたサイト↓

https://tofusystem.work/programming-lesson/howto-heroku-php/#2_Heroku_CLI

 

★出来たもの

診断テスト

 

ほとんどコピペなので私の手柄ではありませんが、かなり簡単に診断サイトを作ることができました。機会があればもう少し拡張してみようと思います。

 

オススメの投資本 まとめ

私は社会人になってから、投資の勉強をするようになりました。本で得られた知識をもとに積み立てNISAの口座を開設して、毎月定額でインデックスファンドに投資しています。最近は株式市場がバブルになっていることもあり、かなり良い運用成績が出せています。

 

今回は、私が読んだおすすめの投資本を紹介していきます!!

1冊目はこちら。

 

国債やインデックスファンドなど堅実的な投資手法を紹介しています。NISAやiDeCoの始め方や、保険・持ち家の是非についても書かれており、これ1冊読んでおけば、初心者でもそれなりの金融リテラシーを身につけることができます。

タイトルの通り、難しいことがわからない初心者向けにわかりやすい文章で書かれているので、非常にオススメです👍

 

2冊目の本はこちら。

 

お金が増える 米国株超楽ちん投資術

お金が増える 米国株超楽ちん投資術

 

この本は、米国株のインデックス投資や高配当株投資について紹介しています。米国株は配当利回りが高く、高い成長性が期待できる企業も多いため、投資先として人気があります。米国株投資に興味がある人はぜひ読んでおきたい1冊です。

 

最後はこちら

本当の自由を手に入れるお金の大学

本当の自由を手に入れるお金の大学

 

こちらは、投資に限らず、副業や節約なマネーリテラシー全般について紹介してくれています。こちらの本もイラストが多くて分かりやすいのでオススメです。

 

以上、おすすめの投資本まとめでした。最近は銀行の利息もあまり高くないですし、投資の知識があるかないかで今後の資産形成に雲泥の差が出てきます。興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LTの発表スライドを改善した話

会社の集まりでLTをすることが決まり、現在準備を進めています。

資料作成をするにあたって、ある問題に直面しました。それは…

箇条書きに頼りすぎ問題

スライド作成に慣れていない私は伝えたいことを図にできず、どうしても箇条書きに頼りすぎてしまう傾向にありました。

f:id:hureiya278:20210222005018p:plain


箇条書きスライドが何度も続いてしまうと、単調な印象与えてしまうし、見栄えも良くありません。

そこで私は改善案を思いつきました。

その名も・・・

絵を並べる作戦

f:id:hureiya278:20210222005046p:plain


だいぶ見た目がマシになってきた気がする・・・

この調子でLT準備頑張ります。

(※スライドはあくまで例なので実際のLT資料とは異なります)

【Python】PDFから文字列を抜き出す方法

今回はPythonでPDFからテキストを抽出する方法について紹介します。

PythonでPDFからテキストを抽出するには、PDFMiner.sixが使えます。

インストール

$ pip install pdfminer.six                              

 

上記のコマンドでインストールできなかった場合

$wget https://pypi.python.org/packages/source/p/pdfminer.six/pdfminer.six-20160202.zip

$unzip pdfminer.six-20160202.zip 

$cd pdfminer.six-20160202

$python setup.py install                            

 

インストールが完了すると、pdf2txt.pyが使えるようになります。

今回はこちらのサンプルPDFから文字列を取り出してみたいと思います。

f:id:hureiya278:20210211161127p:plain

実行結果

f:id:hureiya278:20210211161204p:plain

無事、文字列を取り出す事ができました!

 

 

小説を滅多に読まない私が「推し、燃ゆ」を読んでみた

「推し、燃ゆ」

逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。

 ラノベも含めて小説をほとんど読まない私が、タイトルと紹介文だけで、読んでみたくなりました。タイトルの「推し」という言葉に惹かれてしまいました…

 

感想

著者が私と年の近い女性というだけあって、世界観が今風で入り込みやすかったです。若い女性の感性に高い語彙力と表現力が合わされば、これほどの文章が書けるのかと感銘を受けました。主人公の推しに対する感情と主人公の障害の描写がリアルだったので、似たような境遇を持つ人なら何かしら共感できる部分があるはず。

 

 

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

 

 

 

ちなみに私の推し。私も推しを愛でる語彙力欲しい

推し1↓

https://youtube.com/c/%E3%82%82%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%97%A5%E8%A8%98

推し2↓

https://dic.pixiv.net/a/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%B3%B6%E9%9D%99%E9%9B%84