バッタを倒しにアフリカへ を読んでみた
「バッタを倒しにアフリカへ」という本が面白そうだったので読んでみました
概要
この本は、蝗害を食い止めるために、単身でアフリカのモーリタニアに旅立ったバッタ博士の体験記です。
蝗害とは?
蝗害(こうがい、英: Locust plague)は、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。
実際の映像↓
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では食糧飢饉の原因にもなっており、深刻な問題となっています。コロナが蔓延している現在でも東アフリカなどの地域では、蝗害問題に悩まされています。
著者データ
前野 ウルド 浩太郎
昆虫学者(通称:バッタ博士)。1980年秋田県生まれ。国立研究開発法人
国際農林水産業研究センター研究員。神戸大学大学院自然科学研究科博士
課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。
アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の
開発に従事。
おすすめポイント
この本の著者は、全身緑色の服を着てバッタの群れに飛び込むことを夢見ているバッタマニアです。本を読み進めると、著者のバッタ愛溢れる文章に何度も笑かされます😂
また、本書は一応バッタが主役の本なのですが、バッタ以外の虫や動物との同棲(?)生活、現地の研究所の人達とのエピソードなども結構面白いです。
興味のある方は是非読んでみてください。
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