洞窟オジさんを読んでみた
人生の殆どを洞窟で過ごした男。そんな人が日本にいると言ったらあなたは信じますか?
今回紹介する本はこちら。
「洞窟オジさん」です。
この本は洞窟オジさんこと、加村一馬さんの半生を綴った自伝小説です。
加村さんは13歳の時に両親の虐待から逃れて足尾銅山に家出。洞窟を住処にしてネズミやヘビ、イノシシなどを食べながら生き延びたそうです。
私がこの本を手に取ったのは、「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日)という番組を見たのがきっかけでした。人生のほどんどを洞窟で過ごしたという加村さんの漫画のような半生に衝撃を受け、おまけに本が出ているということを知ったので、迷わず購入しました。
作中では、
- 両親からの虐待〜家出までの話
- 加村さんが洞窟でどのように過ごしていたか
- 洞窟で学んだサバイバル術
- その後、社会復帰を果たした経緯
などが書かれています。
この作品は2015年10月、BSプレミアでドラマ化もされており、文庫本では加村さんと青年期の加村さんを演じたリリーフランキーさんとの対談が収録されていますので、そちらについても必見です。
洞窟オジさんこと加村さんの半生を知りたい人は是非読んでみてください。