さおだけ屋はなぜ潰れないのかを読んでみた
さおだけ屋という業者をご存知ですか?
私は田舎出身なので知っていますが、都会育ちの人とかだったら、そもそも知らないという方もいるかもしれませんね…私も最近はあまり見ないです笑
さおだけ屋とは、車で住宅街を巡回して物干し竿を売っている事業者のことを指します。
参考↓
では、さおだけ屋を知っている方にもう一つ質問です。
さおだけ屋で実際に物干し竿を買ったことがありますか?
多分買ったことがない人が殆どなのではないでしょうか。
実際、私の周りにもさおだけ屋で買い物をしたという話は聞いたことがありません笑
では、誰も買わないのになぜ商売が成立しているのでしょうか?
この本は、このようになぜ儲かっているのかわからないお店など商売に関する謎を例に挙げてそのトリックを会計学の視点で一つ一つ解き明かしていくという形式になっています。
(さおだけ屋は1章の話で、2章ではまだ別のお店の話が展開されます。)
著者データ
この本の著者の山田真哉さんは公認会計士で、会計学という難しい学問を素人でもとっつきやすいように身近な話題から理解してもらうというコンセプトでこの本を書いたそうです。実際会計とは無縁の仕事をしている私でも楽に読み進めることができました。
おすすめポイント
この本は、電子書籍なら200円くらいで買えて、数学的なのセンスも身につくかなりコスパの良い本だと思います。分量もそんなに多くなく、1時間半ぐらいで読めるので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。